2025–26サイクルでは、コロナ禍を機にテストスコア提出を「オプショナル」としていた大学が、続々と方針を転換しました。 IVYリーグに限っても、ブラウン、ダートマス、ハーバード、ペン、イェール、そしてコーネルがスコア提出を必須化。残る2校のうち、プリンストンは2027–28サイクルから必須化を予定しているため、テストオプショナルを継続するのはコロンビアのみとなりました。
テストオプショナル導入の背景には、コロナ禍でテストが中止されたことに加え、SAT・ACTスコアと家庭の収入に相関があることから、機会の公平性を重視する大学が増えたことも挙げられます。
一方で、MITなどの超難関校を対象とした調査では、教育環境に恵まれないにもかかわらず突出したスコアを出す生徒を見つけるために、共通テストは不可欠だと指摘されています。
カリフォルニア大学(UC)は2020年以降、提出されてもスコアを審査に用いない「テストブラインド」方針を採用しています。しかし最近、UCサンディエゴ校の2025年度入学生について、「大学で学ぶための学力が不足している」という厳しい調査結果が公表され、話題になりました。 SATやACTのスコアがあればスクリーニングできた可能性がある、という指摘です。
こうした状況を受け、今後UCでも共通テストスコアが再び求められる可能性が浮上しています。