2025–26出願サイクルの振り返り(2)ますます熾烈化する入学競争

2025年に発足したトランプ政権の政策により、米国への留学生ビザ取得が大幅に困難になりました。Inside Higher Edの分析によれば、2025年夏(6〜8月)に発行された新規学生ビザ数は、前年同期比35.6%減となりました。(*)
では、その分の枠が「ドメスティック」生徒(市民権保持者・グリーンカード保持者)に回ったのでしょうか。
実際には、全体の出願者数は5年連続で過去最多を更新しました。特に、これまで大学進学率が低かった層(経済的に恵まれない家庭、親が大卒でない家庭など)からの出願が増加しています。
最難関校への出願数自体はほぼ横ばいでしたが、出願者プール内部の競争はさらに激化しました。GPAが4.0を超えるのが当たり前となった現在、大学側はハイスクールごとの成績インフレーションへの対策として、履修科目の内容や厳格さ(rigor)をより重視するようになっています。
こうした状況を踏まえると、今後の志望校選びでは
• アーリーディシジョン(ED)を含むアーリーアクション(EA)の積極的な活用
• 「リーチ・ターゲット・セーフティ」の再定義 (過去の記事「セーフティ、ターゲット、リーチ」を参照)
がこれまで以上に重要になってくるでしょう。
(*)https://www.insidehighered.com/news/global/international-students-us/2026/03/10/new-student-visas-dropped-356-last-summer

 

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