SATなど共通テストのスコアを大学に送るべきかどうか。テストオプショナルの方針を掲げる大学は、生徒にその選択を任せています。どこにその判断基準があるのか、考えていきましょう。
共通テストのスコアがない場合、大学は生徒のGPA、推薦状、課外活動、そしてエッセイにより高い比重を置いて、合否を決めます。(大学が重視する項目は、こちらの記事を参照。)
つまり大学は、これらの要素から生徒が大学生活にうまくなじめ、授業に問題なくついてこれるか、つまり大学での「成功」を読み取るわけです。
「この生徒は問題なし」と分かる願書内容であれば、スコアを送る必要はありません。
共通テストのスコアを送るべきなのは、次のような場合です。
- 大学が共通テストのスコアをもとに(Merit-based)スカラーシップを出す場合。
- 他の出願情報(GPAや課外活動)が平凡な場合。
- あなたの共通テストのスコアが、その大学のスコアの真ん中(中央値)より高い場合。ハイスクールでNavianceを使っていれば、すぐにチェックできますよ。