最近、大学進学コンサルタントの方たちと今期の振り返りをしました。今日は、そのやり取りのなかから、びっくりした話をご紹介します。
ひとりのコンサルタントは、生徒の受験に対する主体性を高めるため、各志望校の出願要件をリサーチさせています。その際、大学のウェブサイトをしっかりチェックするように指導しているそうです。
出願締め切り日が迫ってきた12月、ある生徒と提出資料の最終確認をしていたとき、コンサルタントは思わず絶句しました。この生徒は、ACTのオプションであるライティングを受けていなかったのです。
ACTライティングのスコアが必須の大学はごくわずかしかありません。たまたまこの生徒がセーフティー校として選んでいた大学が、その数少ない大学のひとつだったのです。
コンサルタントがその生徒に、「出願要件は確認した?」と確認すると、「した」との返事。そこで念のため、大学アドミッションのウェブサイトを開くと、やはりライティングは必須とあります。
「ここに必須と書いてあるけど、見落としたのかしら?」と尋ねると、その生徒は「ウェブサイトは見なかったけど、AIに聞いた」と答えたそうです。結局この生徒は、セーフティー校をひとつ減らす決断をしました。もし第1志望校の要件を満たしていなかったら、と考えると「ぞっとした」とそのコンサルタントは語っていました。
AIは古いデータを使ったり、ないことをあることのように答えたりします。出願要件は、必ず大学アドミッションの公式ページで確認するようにしましょう。