アメリカの2大共通テスト、SATとACT

皆さんは、ACTSATのどちらを受けるか、どうやって決めましたか。

ACTを受け付ける大学の数が少なかったのは過去の話。今ではテストスコアの提出を認める大学ならどこでも両方受け付けますし、どちらのテスト結果が優遇されるわけでもありません。

SATACTの大きな違いがいくつかあります。

  1. SAT20243月からオンラインのみだが、ACTは今のところ紙ベースも選べる。
  2. SATは根拠に基づくリーディング&ライティングと数学の2セクション(1600点満点)
    ACTは英語、数学、リーティング、科学的推論(36点満点)。
    (注)SATのエッセイは廃止され(学校の授業時間内に受けるタイプにエッセイがついている場合もある)たが、ACTにはまだエッセイのオプションがある。
  3. 数学はSATACTのどちらでも、加減乗除の計算(Arithmetic)、代数(Algebra III、三角法(Trigonometry)、そして幾何学(Geometry)の出題あり。違いは、SATがデータ分析(Data Analysis)の問題を出すが、ACTはそれがない代わりに確率(Probability)と統計(Statistics)の問題がある。

最近、両方のテストを受ける生徒が増えていますが、テスト準備に時間を使うのはどうなのでしょう。

時間を有効に使うにはまず、SATACTの模擬テストを受け、その結果はもとより、テスト中の時間の使い方などの感触を含めて、どちらにするかを決めてもよいのではないでしょうか。

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