2024-25年度大学アプリケーションのサイクルがほぼ終わり、レギュラー出願の生徒さ
んたちからもうれしい知らせが舞い込んでいます。
そんななか、「第一志望に合格してアワードレターが来たけれど、ファイナンシャルエ
イドの額が思ったほどでないので、学費の安い大学に進学する」という生徒さんもいま
す。また、別の大学からのアワードレターを待って、ファイナンシャルエイドに関する
アピールをするという家庭も。複数大学に申し込むメリット(合格すれば、の話ですが
)は、ファイナンシャルエイドの比較ができるため、場合によっては他校のパッケージ
をもとにアピールも可能なことです。もちろん、アピールさえすればエイドの額が上が
るわけではありません。
ところが、合格したら進学する拘束力のあるアーリーディシジョンの場合はそうはいき
ません。大学からのオファー額が低くても、両親の失業や病気などで、家族の経済状況
が出願のときとはだいぶ違うなど、具体的な理由のある場合を除き、大学は相談には応
じてくれません。
拘束力のある早期出願は、合格の可能性を高める方法です。ただ、ファイナンシャルエ
イドがあまりもらえなくても学費を払えるのか、しっかり調べてから決めるべきでしょ
う。